
バイオ21株式会社の製品に使っております素材とその産地についてご説明いたします。


月桃は、亜熱帯に自生しているショウガ科ハナミョウガ属の多年生植物です。台湾から石垣、宮古、沖縄諸島、奄美大島にまで分布しています。
沖縄では、主に野山に自生する他、民家の庭先にもよく植えられ、高さは2〜3m。緑濃色の葉で、初夏にはピンクの可憐なつぼみから黄色の花が咲きます。嫌虫・殺菌・防かび・抗酸化作用を持ち、あまく爽やかな芳香成分があります。
月桃は沖縄では馴染みのある身近な植物です。
沖縄では、古くから邪気を払う薬草として珍重され、また自然の防かび剤・防腐剤として衣類・建材・紙製品そして
葉に食べ物を包んで保存するなど、生活の知恵として様々な活用をしてきました。
御餅を包んで蒸す鬼餅(ムーチー)の日は、一年の健康を願う伝統行事として現在も続いています。
近年では美容と健康をサポートするハーブとして研究が進められ、様々な有効作用が明らかとなり、化粧品原料・お茶などの健康食品・アロマオイルなどにも活用されています。
沖縄本島では月桃の殺菌作用を活用して生活に使われてきましたが、北大東島では、植物の繊維の強さなどを活かし、サトウキビ収穫の時の結束材として利用し、畑の端に植栽されてきました。
沖縄地方に自生する月桃には、月桃と大輪月桃と呼ばれる2種類があります。花に赤い実をつける月桃と、実をつけない(種をもたない)大輪月桃です。
北大東島の大輪月桃は沖縄本島の大輪月桃と比べて葉と花も大きく、背丈も4mにもなるほど高く成長します。香りも若干異なり、力強さが感じられます。同じ種類であっても、その土壌の影響は植物に大きく影響することがわかります。
沖縄で現在タイリンゲットウと呼ばれている植物はゲットウ(月桃 欧米名でAlpiniaアルピニア、ハナミョウガ属の事)の中の変種で、その起源は大東島であると言われています。
大きく花開く大輪の月桃であったが故にタイリンゲットウと呼ばれるようになったと推測されています。

北大東島は沖縄本島の東方約360kmの太平洋上に位置します。南大東島と斜めに相対していて、最短距離はおよそ8kmです。島の形状は、東西に長く南北に短い逆三角形をなし、周囲13,52km、面積11,94km2の島です。北大東島、南大東島、沖大東島の三つの島からなる大東諸島は、「うふあがり島」として古くから沖縄の人々の間にその存在は知られていましたが、島を取り囲む厳しい自然条件により長い間、絶海の無人島でした。
この無人島であった北大東の開拓が始まったのは、、南大東島に遅れる事3年の明治36年に開拓が開始され、その後島の所有者も燐鉱採掘事業の変遷などに伴って移り変わって時代が交差するかのようにさとうきび農業が本格化し、燐鉱石の島からさとうきびの島へと転換してきました。昭和21年6月に開拓から半世紀を経て村政が施行され島は近代化に向けて歩み始めました。北大東村は、北大東島と沖大東島の2島で構成され、4字からなっているが、字ラサは現在米軍基地として使用され、無人島です。北大東島の開拓の歴史は浅いものの、フロンティア精神が息づいた島であります。
大東諸島は、珊瑚礁の環礁が数回に渡って隆起した隆起環礁の島です。フィリピン海プレートの移動により4800万年もの長い年月を経て浮き沈みを繰り返しながら現在地にたどり着きました。今も1年間に約5cmの割合で北西へ移動していることが確認されています。
隆起珊瑚礁によって生まれた北大東島は全島がドロマイト(石灰岩)で出来ている世界的も珍しい地質。北泉洞をはじめ、いくつかの洞窟があります。
近隣地域から離島され、大陸や日本列島と一度もつながったことのない島であるため、固有種、絶滅危惧種、希少動植物も多く存在します。
一例
国の天然記念物:ダイトウオオコウモリ
固有亜種:ダイトウヒラタクワガタ、ダイトウヒメハルゼミ、ダイトウメジロなど
固有植物:オオソナレムグラ、ダイトウワダン、ダイトウセイシボクなど
